ハードコンタクト一覧
ハードコンタクトの通販
ハードコンタクトの通販ならアレッズコンタクト。通常タイプの高酸素透過性ハードコンタクトだけではなく、乱視用ハードコンタクト、遠近両用ハードコンタクト、円錐角膜用ハードコンタクト迄、各種豊富に取り扱っているコンタクトレンズ通販サイトです。
取扱メーカーもシード、ホヤ、ボシュロム、メニコン、東レ、アイミー(旧ニチコン含む)、エイコーと豊富です。また取り外しが苦手な方用にハードコンタクト専用のスポイトもご用意しています。
アレッズコンタクトのスタッフ全員がハードコンタクトの経験者なので、ハードコンタクトのご相談も承っています。
ハードコンタクトは、基本的にはメーカーへの注文となりますので余裕を持ってご注文ください。お届けまでの日数など確認したい場合は、お電話で下記の電話番号まで御気軽にお問合せください。
お問い合わせは03-3499-4771まで
こちらから⇒ハードコンタクトの特徴をご確認いただけます。
ハードコンタクトの歴史
コンタクトレンズの原点は1508年、レオナルド・ダ・ヴィンチがその原理を創案したと言われています。
そして1930年代後半レンズの素材に改良を加え、PMMA(polymethyl methacrylate)という素材でハードコンタクトを作成。現在販売されているハードコンタクトの原点として普及し始めました。
しかし当時のPMMA素材は素材自体が角膜に必要な酸素を透過させなかったことから1日の装用時間にも限界があり、長時間装用による角膜障害、内皮細胞への影響もあり、1970年代後半に現在主流となっている酸素透過性ハードコンタクトが登場したのです。そしてさらに改良が加えられ、現在の高酸素透過性タイプのハードコンタクトへと変わっていきました。
1991年に日本に使い捨てコンタクトが登場し、ソフトコンタクトの安全性が高まりました。又使い捨てタイプの乱視用レンズの登場もあり、ハードコンタクトユーザーの多くが使い捨てコンタクトへ移行していきました。そのためコンタクトレンズ通販でも使い捨てコンタクトが主流になり、ハードコンタクトを取り扱っているサイトも少なくなりました。
しかし「角膜への酸素供給量」、「乱視の矯正力」、「ケアの簡便性」、「コストパフォーマンス」などソフトコンタクトよりも優れている点も多々あることから、ハードコンタクトのニーズも現実的にはたくさんあります。また医学的な面からもハードコンタクトが適応と言う方もたくさんいます。
ハードコンタクトとソフトコンタクトの長所と短所
ハードコンタクトの長所
●ケアが簡単(水道水が使用できる)
●乱視の矯正力がある。
●寿命が長い。
●安全性が高い。
●長時間装用が可能。
ハードコンタクトの短所
●異物感があるため、慣れるまでに個人差はありますが、大旨1週間~2週間程度かかる。
●黒目からズレたり外れたりすることがソフトコンタクトと比較するとある。
●ゴミが入ると痛い(そのため重篤な症状にまで到りにくい。)
●異物感になれるまでに少し時間が必要なので、オケージョナルユース(時々の装用)には不向き。
ソフトコンタクトの長所
●装用感がいいため、オケージョナルユース:時々の装用にも対応が可能。
●ずれたり外れたりしにくい。
●ゴミが入ってもハードコンタクトのような激痛ではない。(逆に言えば欠点にもなりうる部分です)
●使い捨てコンタクトの場合、手元にスペアがあるので紛失や破損時には安心感がある。
●使い捨てコンタクトの場合、購入単位が少ないため、度数の変化など対応がしやすい。
ソフトコンタクトの短所
●長期装用型のソフトコンタクトは、ハードコンタクトと比較すると寿命が短い。
●乱視が矯正されない(乱視用コンタクト以外)
●維持費がかかる。
●アレルギー体質の人には不向き。
●使用方法、装用方法を誤ると、装用感が快適なだけに重篤な症状になるまで気が付かないことも。
以上がソフトコンタクトとハードコンタクトの代表的な長所と短所です。
ソフトコンタクトの長所がハードコンタクトの短所に、ソフトコンタクトの短所がハードコンタクトの長所になっています。
これら長所と短所に、眼科での検査結果、使用目的、装用時間、ご予算など、諸々の事情を重ね合わせてレンズを決定していくことにります。
全てに満足のいくコンタクトレンズというのはなかなか難しいものです。どの部分を取り入れて、どの部分を我慢するのが一番使用目的と合致しているのかを考えてレンズを選択しなくてはなりません。
ハードコンタクトのよくある質問
ハードコンタクトの異物感は慣れますか?
ハードコンタクトは角膜にいつも新鮮な酸素を供給するために、黒目より小さくし、瞬きするたびに黒目の上を動くようにデザインされています。その動きが異物感です。概ね2~3週間程度で慣れてくる人が多いようです。異物感は消えることはなく、慣れてくることによって「気にならなくなる」という方が正しい表現かもしれません。
ハードコンタクトが目の上でズレて取れなくなってしまうことはありますか?
人間の目の奥の方は袋状になっているので取れなくなってしまうことは絶対にありません。ただご自身で取れなくなってしまった場合は決して慌てる必要はなく、眼科さんを受診してください。
ハードコンタクトをしたまま、スポーツはできますか?
ハードコンタクトの短所の一つに、ちょっとした視線の変化でズレたり外れたりするという点があります。しかし「ズレやすい」、「外れやすい」ということではありません。一般的に水泳はNGスポーツとされています。また柔道、空手、ボクシング、ラグビー(サッカー)、レスリングなど格闘技系要素の強いスポーツは、「目に衝撃や圧力が加わり」、「レンズが外れたり」、場合によっては「目の中でレンズが破損する恐れ」もありますので絶対に避けた方がいいスポーツです。コンタクトレンズが必要な時にはワンデーコンタクトとの併用をおススメいたします。
中には日常使いもできますが、よりスポーツする時のことを考慮したワンデーコンタクトもアイミーから販売されています。
逆にハードコンタクトコンタクトでも十分可能なスポーツもあります。心配な方は事前にご相談ください。
ハードコンタクトは硬いけど目に入れても傷はつきませんか?
ハードコンタクトは黒目の上に直接乗っかっているわけではありません。黒目の上にある涙の上に浮かんでいるような状態で乗っかっています。ハードコンタクトには「エッジ」と呼ばれる部分があります。スキー板にも「エッジ」と呼ばれる部分があり、雪の上を滑らかに滑ることができるのと同じです。ハードコンタクトは涙の上を「エッジ」を利用して滑らかに動いていますので、黒目に傷が付かないわけです。
なぜ乱視のある人はハードコンタクトの方がいいのですか?
乱視の原因は一言で言えば「歪み」です。人間の黒目は外から見ると真ん丸い球面に見えます。「球面」とはどの部分の曲がり具合をとっても曲がり具合が均一な形状のことを言います。バレーボールやサッカーボールがまさに球面で、球面だからこそどの向きにもって下に落としても同じ方向にバウンドして戻ってきます。しかしラグビーボールのように縦の面と横の面の曲がり具合が異なっていたとしたら、同じ方向にバウンドするどころかどこにバウンドするかすら想像もできません。
黒目はラグビーボールほど極端ではありませんが、同じように縦の曲り具合と横の曲り具合の異なる「非球面の形状」をしています。その縦と横の曲り具合の「差」、これが乱視です。この「差」の程度で乱視が強い、弱いと言われるわけです。
逆に言えばその「歪み」を丸い状態にすれば乱視は矯正できるということになります。歪んでいる部分にソフトコンタクトのような柔らかい素材のレンズを乗せれば、レンズは歪んだ形状に合わせるようにフィットしますので、歪みをなくすことはできません。しかしハードコンタクトのように硬くて、歪みのない丸いものを乗せると「歪み」は丸くなります。歪んでいる部分と丸いハードコンタクトの隙間は涙が埋めてくれます。ハードコンタクトが乱視の矯正に適していると言われるのはその様な理由からです。
アレルギーのある人はハードコンタクトの方がいいのですか?
アレルギー体質の人はアレルギーのない人と比較するとやはり「アレルギー性結膜炎」などに罹患しやすい傾向があります。アレルギー性結膜炎に罹患すると目やにの成分となる涙の中の分泌物が増えます。ソフトコンタクトはハードコンタクトとは異なり含水性」のレンズと言われています。つまり水分を含んでいるレンズと言うことです。目の中では涙が水分に該当しますから、涙の中に分泌物が多ければ、レンズは涙と一緒にその分泌物も一緒に吸収してしまいます。結果レンズは汚れやすく、またその汚れたレンズがさらにアレルギーを悪化させることになります。
一方ハードコンタクトは「疎水性」のレンズです。つまり水分とは混ざりにくい性質のレンズです。だから汚れも吸収しにくいというわけです。ただいずれにしてもアレルギー症状が出ているときにはハードコンタクトであっても、医師の指示に従い、一時レンズの装用を控え、治療に専念することが大切です。
ハードコンタクトをしたまま目薬を使用しても大丈夫ですか?
ハードコンタクトは水分とは混ざりにくい「疎水性」のレンズなので、基本的には目薬を点眼してもレンズがすぐその成分を吸収してしまうことはありません。しかし目薬を点眼する=目の治療を言う点から言えばおススメは出来ません。ただハードコンタクト装用中に感じる「乾燥感」を軽減させるための目薬であれば問題ありませんが、使用するのであればコンタクトレンズ専用の目薬をおススメいたします。コンタクトレンズ専用の目薬の基本は人口涙液なので。
長時間装用をするならハードコンタクトの方がおススメというのはなぜですか?
ハードコンタクト、ソフトコンタクトを問わず、目の上に異物を乗せることによって発生する弊害は黒目の呼吸に必要な酸素の供給が遮断されることにあります。ソフトコンタクトの場合、「含水性」の素材なのでレンズが水分を含んでおり、その水分に含まれている酸素を黒目に供給しています。レンズが黒目をすっぽりと覆い、さほど動かないように作られています。そのため快適な装用感と多少ハードな動きであってもずれたり外れたりしにくいという利点があるわけです。
一方ハードコンタクトは、水分は含んでいませんので、レンズに含まれている水分から酸素を供給されることはありません。そのためハードコンタクトは黒目の直径よりも小さく作られており、上記にも記載した通り、「エッジ」部分を利用して黒目の上を瞬きするたびに動く様にデザインされています。従ってソフトコンタクトのように黒目全部が覆われていないので、常に何も乗っかっていない部分が存在し、かつレンズが動き回るたびにその部分移動します。
そしてレンズが動くたびに新鮮な酸素をたくさん含んだ涙が交換されるわけです。さらにここ数年の酸素透過性の素材はとても酸素透過性にも優れているので、結果としてソフトコンタクトよりも黒目に供給される酸素の量ははるかに多い訳です。
ホームページに記載のある「レンチクラール加工」とはどのようなレンズなのですか?
レンチクラール加工は、レンズの周辺部を薄く加工することによりレンズを軽量化して、異物感を軽減させ、レンズの安定を良くさせる特殊加工です。
一つの目安は±10.00Dですが、特に遠視度数の方がレンチクラール加工のレンズをお使いの方が多いようです。
メーカーによっては一定の度数を越えると自動的にレンチクラール加工になるメーカーもありますし、レンチクラール加工を指定しなければ通常デザインで作られるメーカーもあります。レンチクラール加工は特注規格になるので、お届けまでに日数が掛かります。また金額も特殊加工のレンズになりますので、通常タイプのレンズと比較すると同じ種類のレンズでも少々お高くなっています。ご不明な点等あればお気軽にお問い合わせください。