長期装用型ソフトコンタクトのバイアルキャップの開け方は?
現在、ソフトコンタクトレンズの愛用者は7割程と言われています。その中でも使い捨てコンタクトの装用者が圧倒的多数を占めています。
一方で製作範囲が広く、コストパフォーマンスに優れた長期装用型(コンベンショナルタイプ)のソフトコンタクトも根強い人気があります。
使い捨てコンタクトはブリスターパックと呼ばれるケースに入っており、容易に開封してレンズを取り出すことができます。
長期装用型のコンタクトは使い捨てコンタクトの容器とはタイプの異なる容器に入っています。
その中でも下記の通り2種類のタイプに分かれています。
ひとつは左側にあるようにプラスチック製のケースに保存されているタイプで、こちらは簡単に開封することができます。
そしてもうひとつは右側にあるような「バイアル瓶」と呼ばれる容器に保存されたタイプ。こちらは「バイアル瓶」の上にバイアルキャップと呼ばれるアルミのカバーが付いています。
バイアルキャップ付きの対象商品
バイアルキャップ付き商品は、当社取扱い商品の中ではシードクララファシル13、シードクララファシル14、シードクララソフトSA、アイミースーパーソフトⅡなどが該当いたします。
バイアルキャップの開け方
ここでは後者のバイアルキャップ付きのバイアル瓶の開け方の方法をご紹介しています。
瓶の蓋には矢印がついています。その矢印を上に持ち上げるようにしてゆっくりとめくり上げます。そして左右どちらかにひねるようにまわすとアルミの部分がスポっと抜けます。
もし万が一、アルミ部分を取りそこなってしまった場合は、指で無理やりあけようせずにペンチなどを使ってあけてください。アルミ部分で手を切ってしまうことがありますので、十分注意して下さい。
アルミの下のゴムキャップも一緒に取れますが、もしゴムキャップだけが残った場合はそのままはずしてください。キャップが取れたら瓶をゆっくりと傾けて、中の保存液を半分ぐらい捨てて残った半分の保存液をレンズごとレンズケースに移します。もしレンズがバイアル瓶の中に残ってしまった場合は、ソフト用の保存液をバイアル瓶に入れ、同じ動作をしてみてください。指で蓋をして軽くバイアル瓶を振ってから移すと移しやすいかもしれませんね。