ナゼ、コスト高のワンデーコンタクトを利用する人が多いの?
コンタクトレンズの使用者は全国で1,500 万~1,800 万人ともいわれ、国民の約 10人に1人がコンタクトレンズを装用していると見込まれています。
その中でもワンデーコンタクトの装用者割合は30%~40%と高い比率です。
今思えば、使い捨てコンタクトが日本に上陸した時、1991年のことですが、この時は医師をはじめ、多くの人たちが「モノを大切にする」、「長く使える物は大切に使う」、そのような「もったいない精神」が根付いている日本人の性格には合わないから、「そんなに普及することはないだろう」「きっと言われた通りレンズを捨てないだろう」と言われていました。
でもフタを開けてみれば・・・
ワンデーコンタクトは毎日新しいレンズに交換する為、年間のコストが一番掛かるレンズであるということは多くの方が知っています。
にもかかわらず、装用者割合が一番多いのがワンデーコンタクトなのです。もちろん正しい使用方法で。
考えられる理由としては・・・
- ケアがないため簡単で、手軽であること。
- 毎日、新しいレンズに変わるのでとても衛生的で、特にアレルギーを持っている人には安心です。
- 紛失や破損しても手元にスペアレンズがあること。
- 度数の変化に対応しやすいように小刻みに購入ができること。
- 必要に応じてレンズを装用する「オケージョナルユース」に対応しやすいこと。
- カラコンとの併用もしやすいこと。
- 他の種類のレンズ(ハードや2ウィークなど)との併用にレンズの性質上適していること。
- etc
これらの多くのメリットが「維持費が高い」と言うデメリットを上回っているということなのでしょうね。