コンタクトレンズの価格が高い方がいい?
コンタクトレンズの金額は、他の世の中で売られている商品と同様、やっぱり付加価値の高い商品の方が金額的に高い傾向があります。
ここでいう「付加価値」とは「性能」とイコールと考えていいかもしれませんね。
一般的にコンタクトレンズは目の上に乗せて長時間装用する人が多いので、やはり一番重要視されるのは「眼の健康を害さないこと」なんです。
コンタクトレンズを装用することによって一番問題になるのは「酸素が角膜に供給されにくくなる」ということなんですね。
なので眼科さんなどで一番重要視されるのは「酸素透過性」でしょうか。より「酸素を通しやすい素材のレンズ」、「適度な薄さ」、他には「UVカット素材」や保存液に「うるおい成分が含まれている」とか・・・
こういう部分でレンズの価格帯は変わってきます。
またそのそれ以外の部分で乱視用や遠近両用、カラコンなどのように他の特殊な機能が付いているレンズはその中でもさらに価格は高くなってきます。
ただ今、市場で販売されているコンタクトレンズはどのレンズも一定の機能を有しているレンズしか販売されていません。
面白いもので、高いレンズは誰が装用しても「調子よく使える」かと言えばそうでもないのです。価格的に一番安価なタイプのレンズがとても調子いいという人も沢山いらっしゃいます。
つまり最終的にはお客様の「目とレンズの相性」が何よりも大切だということです。ですからレンズの性能面だけに気を取られるのではなく、検査の結果、「良く見える」「目に入れた感じがとてもいい」「予算的に無理がない」「自分の使い方に合っている」そういうことを総合的に判断してレンズを選択すればいいのではないでしょうか?